2014/01/04

合格者発表

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科挙の中身

さてと、いよいよ科挙の放榜回は来ました。

.......合格者発表はどんなの風景になるのは資料が少ない。
まあ最後の科挙は100年前の昔話だし。
写真は無いでも仕方ない。

というか、まだ100年前の話と思うたら
それほど遠い昔わけでもないだよね。

極端的な話では、合格者は恐らくもう一人も居ないが
見た事がある人まだ居るかもしれない。
それほどの伝説な話ではない。

殿試は元々全員合格ようなものだし、
だから祝いの部分が多きめと思う。宴会は行うし。

しかし今回の話はメインがそこじゃない。
悪役の行方がポイントだから
宴会なんてページはかかれない......

盤古の立場からすればそれほど素直に喜べる結果でもないし
喜ぶというより”まず一安心”、という気持ちの方に近いでしょう。

盤古の気持ちはちょっと複雑と思う。辛気臭いかも。
悪役と殆ど絡んだ上に、悪役の気持ちまで理解したから
罪に罰を与えた事が決して嬉しい気分じゃない。


この意味では比べて単純な魯泉の視点は大団円に見える
殆ど悪役や悪意はそれほど意識していない。

呉錬や霍安の陰謀はほぼ知らないまま
物語の最後まで来ました、馬賢だって完全に和解したし
知り合いも殆ど合格したし、盤古も無事に無罪になったし
自分は最後まで役に立ったし、しっかりに成長したし
魯泉にとって素直に喜べる所が多い。

盤古は成長の苦しみを知ったら
魯泉は成長の喜びを知ったような。
でも苦しみは意味があった。二人はそれぞれの糧をもらえた訳。

正直、2巻辺りまで魯泉と盤古のキャラは被る所が多い
だから設定を追加して二人の性格を出来るだけ
離れようとした。まさかこんなの風になるとは...

138章は盤古の視点
だから最終回の話は魯泉の視点で描くと思う。

あとあと、彼女まで出来た魯泉は通信を始まります。
そこは微笑ましいの手紙を読めると思う。

1千文字を習った所で手紙まで書けるかどうか分からないけど
1話目の魯泉は20文字くらいしか読めないため
そこにはこの物語の原点テーマを見せる。

科挙の試験内容は
2回戦は”試験生自分はどんなの字を問う”
3回戦は”字と字の合わせて言葉になる”
4回戦は”言葉と言葉を交わして句になる”
そして殿試の内容じゃ”句と句を織れて文章になる”

字を始めて、文章になる。
人も、一人から始めて群になる。

そして今回ではそれがそろそろ完成した。
たくさん想いも終わりに近くに。

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