この作品は知り合いに勧められた。
特に15巻辺り以降は素晴らしい、と。
早速読みました。とにかく8巻まで。
......これは大当たり。
これ、俺的に少年漫画として出てても良いくらい
熱さがあると思った。
序盤のプロローグは絶妙。
1話で親友が死んだ、展開はとても衝擊的。
1巻は難しい話を描けずに、先ずしっかり皇帝のキャラを立てた。
3巻の山の民に関わる展開はとても魅力的
5巻まで戦略的な話は最低限で描く、読み易く
50人という少人数で城攻略の要素も気迫もが楽しさ満載。
5巻だけで充分に作者に器と腕を伺われる。
週刊連載と思わせない内容クオリティー。
キャラクターの描写はハイレベル
主人公は気持ち良いほど強いが、歴史の内容もきちんと描かれている。
バランスは上手く取れてる。商業的に、歴史漫画の手本になると思う。
強くて純粋に面白い。
まだ最高点じゃない所なのに既にこのレベル、
ここからの展開はとても楽しみだ。
ちょっと疑問があるのは、何故この作品は少年誌で出ないだろう。
まあ集英社だから少年誌になったらジャンプ一択だから
少年ジャンプならこの作品の持ち味を出せない
ヤングジャンプで連載するのは正解と思ったが。
作品自体は文句なし、しかしこの事はちょっと考えさせた。
今の(特に週刊誌)少年漫画は、何かがに囚われる気味。
こんな作品を創り出せない。
作者はこの連載を始める時点は31歳、
どちらで言えばまだ若い、難度高いの歴史漫画を上手く描いてた。
しかも日本じゃなく中国歴史...さらに週刊誌で。本当に凄いと思った。
面白い漫画を描く、という能力はシンプルに見えるけど何より大切な特質。
作者はこの素質がある。
本当に勉強になりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿