ネーム完成したから打ち合わせ。
うわあ。100回も結構苦戦だ。
2/3くらいページがボツ.......
でも、修正のポイントはシンプル。
簡単で言えば盤古の出番は減らして羅剛の出番を増やせれば良い。
もっと正確に言えば
今回のストーリーは羅剛の視点で貫く。
つまり羅剛回として描ければ良い。
...........実にこれは名案と思う。
やっぱり編集長しか思い付けないアイデアだ。
今回は連載100回、
俺はどうしても盤古がメインとして描きたいけど
よく考えれば、このタイミングでは盤古は出番多くほどつまらない。
この回はあくまでも敵役を立たせるエピソードだった。
だからスパッと盤古の出番を消すべき。
俺は確かに羅剛が今回のポイントと思うが
せいぜい盤古:羅剛馬賢で4:6程度で、3人が平均的。
しかし編集長は今回の話の本質を把握し
大胆に今までスポットが殆ど入れなかった羅剛を選んだ。
羅剛は、出番が少ない割りに思い入れが多いキャラだった。
頭が悪いけど冷静、忍耐強い、しっかりキャラの設定がある。
それなのに一度でも”一人主役”として描かれていない。
今まで出番が充分に与えなかった、本当に申し訳ない。
しかしまあ、盤古の方がそれなりの問題。
構成上は出番が少ないの方が良い、という事はいいとして
今回盤古の行動は、明らかに”反感を買う”。
そこの問題は.....キャラ的に盤古が俺自身に一番近い。
つまり、そこに居るのは、嫌なやつの”俺自身”。
”正しい事をやるつもり”なのに実は空気読めない。
上手く言えないけど、”相手は自分を分かってくれる”
という線引きは平均以下ほど下手だった。
ネームの内容から判断すれば
自覚が無いほど酷いではないが、ズレは確実に存在。
.....そういえば、今までこっちが悪い喧嘩は殆どこのタイプ。
”相手が自分が理解すべきと思ってその辺りの判断が厳しい”の感じ。
この欠点、そのまま盤古に移した。
しかしまだ理解できないのは、これだけキャラがあるのに
なぜこの欠点は盤古だけこれほど目立つだろう....
まあそれはゆっくり考えましょう。
とにかく100回のネームを描き直す。
最近、ストーリー回はいつもこの調子。
新しい人間関係はバンバン現れる、そこを模索ため時間かかる。
でも羅剛はとても好きだから、その分が大丈夫と思う。
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