2013/06/27

もうすぐ


このシーンが出てくる瞬間、
今回こそネームは通じると予感した。

打ち合わせ終了。
3回目のネームはようやく形になっている。
8割ほど内容はいける。

編集長による今回の問題は、ロジックらしい。
要素揃っても、どうしても噛み合わない。

セリフは前後の順番が間違えたり
言いたい物は選んだ言葉とズレがあったり
やりたい事は分かるがどうしてこうになった、と。

まあ、父さんの入院による消耗大きいもあるけど
よりによって今回は普通のストーリー回より
さらに繊細の感情描写回ため、特別な演出が必要だった。

こういうパターンの話が極めて少ない。
流坑西村と百仙戯のラスト、この手の話は多分5回も満たない。
しかも正直本当に難しい。

編集長曰く
俺はストレートにあらゆる事象を簡潔に、
そして分かりやすく伝えるの文体が得意らしい。

感情も、普段はストレートで表現する事が多い。

ポエム的な、内面の描写、感性的な雰囲気はそれほど得意じゃない。
しかしだからこそ、今回ような話を上手くできたら
漫画を描くのはとても楽しかったと思う。


体調悪いだからえらく時間かかったけど
この出来なら凄く嬉しい。


ちなみにそういえば、今回の馬賢過去篇は
時系列のどの辺にいるだろうと考えるけど
雰囲気で考えればこれは多分一番昔の時期だろう。

おそらく羅剛ですら地獄に居ない頃。
”最初の歪み”、ようなイベントだろう。

ちなみに馬賢のネックレスは
ある程度に心の歪みが強くなった以降が身に着けた装備。
だからここの回想の時点はいない。

まあ凄くどうでもいい裏設定だけど。

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