2013/06/28

鼻チューブ

そういえば父さん入院の頃、1つ事はやばかった。

鼻チューブは1ヶ月ごとに入れ替わり。
そして入院中で替わるの後は俺は食事させてた。

そして父さんは咳が始めてた。
肺炎だから咳が多かったが、なんか変と思った。

だってミルクが鼻穴から出しました。
慌てて医者を呼びました。

....その鼻チューブ、医者の入り方が悪くて胃まで届かなかった。
だからミルクは気管に漏れました。

よく考えたらこれが凄くやばい。
もしや、俺は食事の後がそのまま離れると
ミルクが気管に入れてたから窒息死になる恐れがある所だった。

父さんは、言葉はもちろんできず
”ミルクが気管に入れた異常反応”の生命反応まで
かなり弱くなりました。意識はここまで働けていない。

これはマジで生命維持裝置があっても
生きるだけで精一杯の状態だ。

父さんは約 1年前から口で食事はできなくなり、
この状態は恐らくこれからより頻繁に起こる。

1年、1年で父さんが弱っていく身体を見なきゃいけない。


毎回疲れてたけど、毎回は自分の心が何を覚えてた気がする。
生と死の境界を見る度に、命の形が1つ1つに分かって行く。

よく考えたら、普通の人間は家族の最期しか面倒みられない。
それは責任だけではなく、命として大切な経験と思う。

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