2013/06/08

立場

昨日は盤古の審判の話を考えている。

最終試験の暴走で盤古は試験失格、最後の裁きを下す。
最悪の立場で起死回生したいならかなり難しいと思った。
だからかなり悩みました。

8巻目の話と同じシチュエーションだが
今回は盤古を勝たせる、という話になる。

つまり文字通り、”逆転裁判”を描く。

科挙篇では盤古の立場が悪くなる一方で
大体の場合は正しいな言葉を出しても信用してもらえない。
そしてここまで来てさらに一層悪くなる立場。

元々8巻の時に既に劣勢、今の状態じゃ
もはや普通に正しい理屈を言っても勝てない。

隙を突くために
ここの重点は、神官の”過ち”と思う。

過程はどうあれ、結果的に妖怪は3体の機甲兵も手に入れて
さらに科挙で神官の前に4体目も奪う事も成功した。
つまり兵器へ管理は不足でした。

序盤の頃も所々に機甲兵管理の適当さで伏線を張った。
破棄すべき兵器はずだったが、1つを見つけて1つを壊すだけ
神官達自体は機甲兵の数も状態もあんまり知っていない。

今回の事件は”神の失態”として捉えれば
兵器の管理をさらに要求すべきという線ではいけるはず。

これを実現するために、象神官の”大きなミス”が不可欠。
逆算してこれから3話くらい伏線を張る。


そしてここに盤古の心境も変わるはず。
兵器の自分は否定せず、
ありのまま受け入れて、自分の一部として見て
罪悪感ではなく”責任感”を感じるべき。

科挙篇後半は盤古の性格を変わりつつ伏線は
ここで一気に開花させる所と思う。

”より良い”の純化ではなく、
”悪い所も受け入れる"ように”幅”を広くという意味で。

言い方は変かもしれないけど、
”欠点”を手に入れる(その幅を持つ余裕があるようになった)
という雰囲気で描きたいと思う。

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