2020/10/10

衝突性

 beastarsの感想

物語から停滯感を感じて
14巻から買わなくなって途中から読まなくなったが、
今日は終盤の2巻分を読んでいきました。

ちょっと問題が分かりました。
これ、打ち切りなんだ。
まあそれでも多分2巻分程度の余裕をもさせたから
終わり方はマシの方。

この作品の問題は
『ストーリーよりシチュエーション先行』
『事実より感情を先行』タイプ。


私はこの世界をこう感じる、でも事実は全然違った。
キャラの心理描写と、この世界今に起こった事は
ちくばくになった。

心理描写はメインの作品はこういう崩壊がよくある。

ようするに
「作者もストーリーをコントロールできなくなった」

だからページ数をかけて心理描写を増やして
でもそれは問題解決できない、
結局だらだらズルズル引き延ばしになる。

痛み止めの薬しかなくなった医者みたい。

それでも、打ち切るまで
2巻分ほどの余裕を持って終わらせるのが特別の優遇を感じる。

いやある意味、これも似てた
盤古も打ち切りの時に『あと2巻で終わらせろ』みたい指示でした。

やっぱりこの作品の話作り方も欠点がありますね
ドラマチックのために対比や衝突性を多用の結果、
『衝突が無くて話を作れなくなった』わけ。

まあ、割と贅沢な悩みかもしれない。
普通の作品はこうになる前に打ち切られたからね。

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