2014/02/19

嘘フラグ

今回の構成は凄く綺麗に4パートになる。

導入パート5ページ、
残り3パートはそれぞれ10ページで
完璧それに均等に4部構成になっている。

綺麗過ぎてこれでいいのかくらい。


そしてヨセーブと皇帝のパートの伏線回収できた。
4ページで軽快にクリア。

......この作品に関して、
この二人のフラグは”嘘フラグ”として描かれた。

何か大事なイベントが匂わせて
結局は大した事にならなかった事。

一応シナリオを用意してたが
物語のバランス上、どうしても削減したい所があるなら
ここが優先にカットされるの支線である。

皇帝は人間キャラにして優遇されたが
この物語の後半は元々人間との関係性希薄だから
大体このくらいしか描けなかった。

ヨーセブの話もスパイ戦として描けなかった。
まあ相手は神だから人間の腕じゃどうにもならないし。

最初(2巻完結)のシナリオでは
ラスボスはヨセーブ。盤古を乗っ取るのは彼の予定だった。
しかし話のスケールを大きくなると彼の器じゃ足りない
だからラスボスは百足に変更した。

そして、ヨセーブは裏設定がある。

彼は右利きだが、武器を使うとき左利きになる。
もう少し正確に言えば、自分の良知を裏切る時にやった事
全てが左手でやっている。

写真取るのはスパイ活動なので左手で
絵描きは本当の趣味なので、右手でやっていた。
これは初登場でこれをちゃんと描いてた。

彼はスパイに関して罪の意識がもっている。
中国が好きは嘘じゃない。
でも自分の国を優先させなければならない。

彼は羨ましさ、罪惡感と劣等感を持っている。
本来のシナリオに”左手右手の使い分け”が
皇帝に見破られるエピソードは存在した。

結局尺は足りなかったので描けなかった。

しかしこの二人に関して話は
”人間の今と自分の国の未来”と絡めていたから割りと好きなんだ。

神々達の物語の中にひっそりに居て
文字幻術と神々とまるで関係なく、自分目指す所をひたすらに進める。
面白い立ち位置なんだ。

そんなの二人は神々とあんまり絡んでいない。
だからこそ、最後はこんな風になったと思う。

ある意味、全てのキャラに
一番”未来”を感じさせた二人である。

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