2014/02/22

下と上

138章に廃棄されたエピソード。
盤古は魔都の概念を提出したシーン。

”神の支配『下』は、妖怪の『上』と限らない。”

このシーンの概念(神のルールと妖怪のルールの性質は違う)は
こんなシンプルな絵で示せる所が結構よかったと思うけど、
あそこがこれを描いてしまうと伏線として出しすぎ
どうしても魔都篇の前振りしか見えない。だからカットするしかない。

今まで盤古ならこういうセリフは言えない。
こういう概念の裏に実は”両面性”を含めているので
考えは本当に単純な人がそういう思考はしない
ちょっと危ない感じがする。

盤古は”何かが変わった”という雰囲気が匂わせるシーン。

しかしこんな風に描くと上手く收拾付かない。
だから実際の載せた内容は
できるだけ穏便に”今まで通りの盤古”として描かされた。

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