2014/02/24

本棚

ちょっとこの間にシナリオの話を書く。

1年単位の話を作る時に、よく”本棚”でイメージをする。

この先の5話くらいまで細かいの物語はかなり細部まで書ける。
だがこれ以上に大きく話は、俺もまだよく分かっていないため
とにかくまず”本棚”を作る。

例えば百仙戯の場合は
テーマは”遊園地でモチーフした試合もの”。

百仙戯が始まる半年前にまで
それぞれの試合は決まっていない。

しかし俺は”あの試合は5~10つくらいゲームを使う”事は
確信できるから、”ゲーム”という本棚を作る。

あそこに何かがある。
しかし内容はハッキリしない。

だからとりあえずタグだけ付けて本棚を立て上げる、
連載を描きながら資料を集めて”百仙戯という本棚”に置ける。

そして大体同時に倉頡迷宮に本棚も作る。

実際、BOLGに居る文章は大体こういうタイプ。

読者にとってネタバレになるから
ある程度に具体的な内容を避けてるが
物語作りにかなり助かる。

”そこに何かがある”と分かっているけど、
まだ何かが”ハッキリしていない”時によく使える方法。

この方法の長所は、例え
今より3年先以上のシナリオでも今で考える事はできる。

特に概念的に難しいのテーマは長いの思考時間は必要から
この方法は時間稼ぎにしてかなり優秀。

問題を小切りして、未来という時間にばら撒いて
時間をゆっくりかけて考えよう。時間を無駄しないように。

”何を目指すがハッキリ分からない、ならハッキリするまで待とう”
だけで年単位に思考を止まるのは
人生としてかなりヤバイと思わせた経験が多数。

ああいう人を見ると、何度も”時間勿体無いな”と思った。
だからこういう作り方を見つけました。

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