2014/02/14

魯泉と盤古

ページを再び振り分け、
盤古の出番は大幅に増えてページ数まだ跳ね上がる
最終回のタイトルは”魯泉と盤古”となる。

......実は、連載最初ではこのサブタイトルで書きたかった。

1話目は”盤古との出会い”だから。

元々”盤古と一緒に帰って平和の日々を送る”
で書きたかった。

しかし科挙篇は本当に色々がありすぎて
意外とは言え、盤古は人殺しまで(正確的に妖怪の霍安)
やってしまったから
最初期の構想でやっていけるのかどうか
自信がなくなった。

という訳で、最終回では一番描き難いのは
盤古の心理描写であった。

前述のように、盤古は”変わってしまった”から。
他のキャラと比べて一番に心理状態が変わった。

原点回帰は魯泉のテーマだが
盤古にとってそんな風で考えられない。

今の盤古は魯泉とのほほんで
田舎で永遠に平和の日々を送るだけで終われない。
この意味では、魯泉と分かれ道がいずれが来る。


それでも、1巻目で出ましたテーマがあります。

それは感情の学習。
盤古にとって、あれがあるこそ”魂”を手に入れた。

力だけなら”兵器”のまま、
知識や思考まであってもまだまだ”賢いロボット”

感情があるこそ、やっと最後の最後で
活路を見つけて兵器の自分を勝ち取った。

未来はどうになるのは分からないけど
今までやってきた事の意味だけなら
盤古はしっかりに掴んだ。

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