2021/05/14

配本システム

 https://togetter.com/li/1296982

この間に『本屋で本を買ってください』の話題で
検索して、配本システムの問題をちょっと分かりました。

5発注だしても1とか普通だしね。調整入るのを見越して多く出したら出したで、今度は調整通りに入ったりする罠があるから、委託とは言え迂闊に発注打てない。結局日販トーハンの二大体制の下請け化した書店の立場は弱いんよ。

......つまり、本屋は5冊を売りたくても
取次は5冊を配本してくれると限らない。

よく考えたら、近代ではこういうのはキツいよね。

例えば、30年前に売り上げが同じとしても
今の本はあんまり売れないので
『本の種類は増えたが、それぞれの売れた冊数が減った』

食堂で言えば『メニューの料理種類が10倍になったが
売り上げが変わらない』感じ。

アレじゃ商売は難しい。
10冊配本して9冊売ったのは平気だが
1冊配本して0冊売ったのは大いに困る。

これを考えると、漫画家の「本屋で本を買ってください」
「本がないならわざわざ予約して買ってください」
......こういう購買喚起やっぱりあんまり意味がない。

個人では時代の流れは逆らえないだからね。

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