2011/11/13

直感とは

玄人の直感>>>>論理的思考>>>>素人の直感
          ↑            ↑
       スピードの差      正確さの差

...........こんな物を見ました。
ちょっと、直感を考えたくなった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B4%E8%A6%B3

漫画描く人は”直感で描く”と”論理で描く”タイプ。
俺は後者だが、知り合いは多数に前者。
ああいう人と話し合うと、大体噛み合わないだった。
 
論理タイプで描くだから直感が使わない訳が無いが、
直感は要するに無意識なので、俺自身もなかなか気付けない。
 
とにかく、直感は”本能”ではなさそう。
今まで経験を無意識に思考して”輪郭”を掴む事らしい。
 
だから、経験積むほど直感の精度が上がるようだ。
 
下書きを描くは時々デッサンを上手く描けない、
メガネを外して描く事はある。
 
それは”細部に囚われずに、全体を掴める”だから。
直感の長所はそんなもんじゃないかなと思った。
 
大学時代まで、俺はプロットを書く習慣はなかった。
それが面白いと思っただけ作品を描き出した事は多い。
その頃まで直感を頼ったと思う。
 
で、その時の作品は、迷作と良作が半々でした。
新人賞を狙う以降、外したくないため
論理で作品を作るようになった。
 
迷作はともかく、良作の基本は”フルスウィング”だった。
テクニックより純粋な気持ちとシンプルなテーマで描いた物。

”パフ”と”スノーゴースト”ような作品は今じゃ再現できない。
 
.....まあ、漫画の”直感”に関して一番重要のは”気持ち”かもね。
 
初連載は論理が詰めすぎて感情が欠けてたからややつまらない。
盤古の中盤から違うバランスを模索してきた。
 
 
で、直感に割合が大きくなると俺自身と友人の経験では
”思考は効かなくなる”ようだ。
 
直感優先の場合は、思考や論理は次の二
”経験”と”感情”が全てかかっている。
 
感情を優先したら、後の思考は”先入観”が持ってしまうので
思考はどうしても客観に欠ける。自分の間違いは気付けない。

特に頭が良い人は罠に落ちる。
頭は良すぎて直感も思考もできる人は存在している。
簡単に大体当たる、細部まで工夫を詳知している。

しかしだからと言って、無敵になった訳ではない。

例えば、自分の直感が外したら思考を続こう
結局思考まで間違いなった。
しかも  自分は頭が良いから逆に思考で先入観を強化した。
外した大損、という感じかな。

その場合、ちょっと頭が悪いの方が”どこが間違いがあったのか?”
と疑う。ブレーキを効けるんだ。

そして直感タイプの2つ目弱点は、ああいう人は
”思考や地味の工夫が面倒”と思う。
 
直感の優勢は”少ない手順で大体当たる”だから。
 
ああいう人は、テストに10分で80点を取れるなら
50分をかかって90点を取れる策を選ばない。
やるなら、10分で90点の方法を見つける方が良い。
 
ある意味はしたくでも、できない、かもしれない。
直感は感情に直結だから、気持ちが変わると効かなくなる。
つまり効き目が短い。
 
少ない手順だからこそ、大体当たるんだ。性質的にそうみたい。
 
直感で描く知り合いは、”好きな時だけ描く”
”正解に囚われずに好きな方法で描く”という考えは多かった。
 
大体当たるから、”全体当たる”ために
論理と思考が必要になる。
 
しかしネームは、修正すればするほど迷いが増える
論理は万能ならそんな事が起これないはずだ。
だから論理と言っても結局直感を外せないだな。
 
.........この言い方なら、"局部的正しい"は論理の強さかも。
 
 
直観は、速やかな解決策をもたらすものではない。
一晩の睡眠は、しばしば直観の手助けとなる。
ロシアの古い格言にいわく、「朝は夜よりも多くの事を知っている」。


だから、直感の価値はスピードではなく、
”正確の把握”だったかもしれない。

思考はあくまでも”自分の視点”
直感は”空に浮いてたある所に視点”ようなモノかなと思う。

過去の経験に、この問題を解ける座標が存在すれば
直感はそこに移動して答えを”気付ける”........かもしれない。


とにかく考えてみた、多分間違いだらけかもしれない。
いつか二度と考えるために、ここまで書いてみた。

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