2011/11/21

引き出し

ネーム完成、下書き開始。
1ページしかボツを喰らえなかったネームは久しぶり。

絵で説明の部分は多いため、今回のコマは大きめ。
平均5コマのタイプ。

内容は少な目だが、確かに面白い。
今回の内容じゃ無理に平均6コマで描ければ
逆にテンポが悪い、見づらいと思った。

つまり今回の正解は5コマ。不思議な事だ。

でも公羊善のエピソードは、ちょっと残念。
確かにそれは本篇より番外の”エピローグ”ようなモノ。
しかし、そうになると描けなくなる確率は上がる。


ちょっと作家の引き出しという話題を思い出した。

案外、知り合いの中でも”連載を描く?”と聞くと
3つ4つの連載用シナリオを出せる。

それは”引き出し”が多いのやつかな。
その引き出しの正体は何でしょう?

やっぱり興味の広さと深さの事かな。

学生時代に魔法戦争というネーム練習連載
それが完結した後、しばらく作品を作れなくなった。
どう描いても、それと似てるパターンしか描けない。

その時から”他の引き出しを作ろう”と意識始めてた。

そういえば、ある作家確かに
野球の人情物でスタート、ケモノバトルも描ける
歴史物ですら描けるようになっている。しかも直感で。

今で考えるとすごい器用な人。俺はかつて1年も悩んだ事、
あいつにとって初めから問題すらないなのか。

作家によって1種類のジャンルしか描けない人も居る。
もちろんそれで作家として劣ると思えないけど、面白い話だね。

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