2011/11/22

”下がっていく”と”上がっていく”

公羊善と陶隱、
この二人のエピソードのメイントリックが見つけた。

アイデアは結構絶妙なので記録しよう。

離れた二人は互いに与えた仙具で相手を助けた。
しかも、2つ仙具は真逆な性質でドラマチック。

陶隱は”善”の仙具を持たせて
正しいの道(最善策)を示す、残神試験官を倒せる。

公羊善は”降”の仙具を持たせて
試験官から与えた致命のダメージを半減して、関門を突破する。

あれは”佚失壁”という関門、数少ない文挙のエピソード。
これもトリックは秀逸すぎて是非描きたい話であった。

そしてこの構成では
二人の1つ目漢字、”義”と”階”のエピソードも組ませる。

物語ではこの二人は恐らく不合格で終わりそうだが
それはそれで、この二人しか表現できない
”普通に良い友人”という雰囲気があるからすごく良いと思う。

大切の試験は落ちたが
一人は意味(義)も見つけて、一人は階段を見つけてた。

最初選んだ漢字に教えられて、もっと深く意味を気付けて
これからも一緒に歩いてしっかり生きていく。

正直、この二人は違う所はたくさんあるけど
それほど綺麗な”対比の存在”ではない。

でもだからこそ、現実的な味があります。

これ本当に良い話になりそうだ。

陶隱の話は、俺にとっては
”階段がいつの間に登っていた”という気持ちで
物語を織り出した。まさにあのキャラに似合うスタイルだ。

俺は、陶隱のあの自然体な気質が好き。
メインキャラ達の必死さは無い分、淡白だが清澈の気持ちで生ける。

4回戦では一番インパクトで感動的な話ではないが、
よくこんな”普通に凄く良い”(言葉はおかしいけどそんな感じで)
のストーリーを作るのは素晴らしい。

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