332話のネームは本当に勉強になりました。
富樫のネームはバリエーションが多く
しかも凄く自由で粋に囚われない、多様性、可能性が高い。
多段構造で何回を読んでも面白い、
内容を噛めば噛めるほど色んな味が出てくる。
構成も演出もハイレベル、情報は自在に操って伝える
分かりやすく繊細で、興味を引く構成もできる。
インパクトを見せたい時の大胆さも凄かった。
これは、ただの勉強じゃ出来ない自由なネーム。
そして直感だけでも、こんな構造複雑なネームも出来ない。
たくさん連載でたくさんページを描いた作家
しかもネームの事をしっかり意識している人だけ描けるネーム。
工夫しつつ楽しくて、凄く伸び伸び気持ちで描いたネーム
こんなネームは本当に珍しい。
ある意味、こんなネームを存在しているなんて
俺は30年間に見た事が無い。
これ以上のネームは存在しているかもしれないと言っても
俺にとって充分に凄すぎる、
何年もかかっても、このレベルを近付けたい。
俺もこんなに不思議なネームを描きたいな。
10年後はこんな良いネームでプロをやれるかな。
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