知り合いはイラストの構図が悩んでちょっと話しかけてきた。
イラストレーターとして彼の画力は俺よりかなり上の方なので
最初は『え、なんで俺?』と思ったが
実際に話してみたら、これは面白いな。
構図を話すだけでも色々通じると感じる。
俺は美術系卒業だから美学理論は習った事があるので
そこの話題は技術ではなく概念として話す。
そして割と役に立つ。
相手は一枚絵として伝いたいテーマ、表現と雰囲気など
理解できるだから、打ち合わせがやれる。
時間差表現や見開きのトリックとか
画面に勢いの流れやキャラの気持ちなどの語りも。
そして話が通じるのが気持ちいい。
絵描きを話し合いはこんな気持ちいいのか。
漫画だけではなくイラストもいけると思えなかった。
まあ相手の姿勢も心地いい。
画力が彼より低いだからと言って俺の意見を無視せず
俺の構図力や美学概念のレベルを認めれくれる所が嬉しい。
本当にどこまで絵描くが好き純粋な気持ちが良い。
そして普段はこういう話題を話し合える相手があんまりない事も
ちょっと驚いた。
彼は絵を描くではなく美術美学レベルで絵を考えたいから
並みの絵師じゃ話が心に響かないらしい。
そして自分はこういうも分かる所もちょっとビックリ。
美術系で美学の勉強は正直そんなに真面目にやっていなかったし。
でも仮にも4年もやった訳だし、素人より基本があるらしい。
大学は美術系に行ってよかったな。
やれる事まだまだありそうだ。
やっぱり自分の力を分かってくれる人と語りのが気分が良い。
もういう事をもっとやりたい。
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