2012/03/11

逆に出来なくなる事

今日は知り合いの家で描く。10ページくらいまで描きました。
今回の難しさから考えれば早いの方。

前半に呉錬と黃亙のアップが多い
基本的にこの二人のアップが案外に難しい。

後半比べて呉鎮は描き易いが
その破壊的バトルシーンを考えれば同じ難度。
しかも剣のデザインも考えないと.....ああいう引き出しが欲しい。

とにかく明日も10ページくらい進めたい。

シナリオも考えながら進む。
今日はあれだけ文章を書いたけど、テーマ的にまだ不確定な所が多い。
あのままじゃ愚痴の感じが強いし。あと一捻り二捻りが必要。


別の話だが
ストーリーを考える能力は、本当に当たり前じゃないだよね....

今日は知り合いと話し合い。漫画を描くが好きだけど、
ストーリーを作るのはそんなに得意じゃなさそう。

テーマはない、アイデアは新鮮味が無い
或いはアイデアは面白いけど、発想だけで物語りになれない。

一緒に考えてと言われても、その階段だね.....
描きたいモノですらハッキリ持っていないと、
俺のアドバイスも役に立たないし。

話作りは、誰も3日5日で一本シナリオを立てる訳ではない。

構想階段はじっくり時間をかけても良いと思うけど
どうやらそれでも簡単じゃない。

色々意味では興味深いの話。

普通の思考なんて同じくらい程度は出来るけど、話作りは違う?
特定の仕組みがあるのかな?

それに、学生時代は普通に漫画のネームを描ける人でも
どんどん出来なくなるらしい。
本来は自然に出来る事なのに、いつのまに難しくなった。

取材も勉強もしている人も、映画と作品を色々を観た人も
経験増えたに関わらずに、逆に話を上手く作れなくなる。

............やっぱり、原因は感情が変わったのか。

よく考えると、思い切りをストーリーを描くのは
その”思い切り”は非常に大切。

それは子供時代に誰も出来る事。
だが大人になると、普段は全力を出せなくなる。

損益を計算して、楽の方法ばかり追求して
締め切りに追われて妥協を覚え、挫折を覚えて姿勢が縮む。
逆に”自由に描く、思い切り考える”の気持ちを忘れてしまう。

前提を付けすぎて、”ただやるだけ”を出来なくなる。

大人になっても、頑張らないと覚え続けない事だったかもしれない。

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