2012/03/04

天才はどんな風に

http://www.benedict.co.jp/Smalltalk/talk-66.htm

電話番号は7桁だが、
これは普通の人間が一度に記憶できる最大数からきている。

ちなみに、10桁の数字を一瞬に記憶できる人は、
2000人中3人しかいないという。
一方、シモニーは200桁!一体、どうなっているのだ?


..........面白い話ですね。

自分は計算タイプなのでこの手の話はいつも考えている。

知り合いに天才タイプで直感が強くて
どうすればそんな風に描けるのか?と聞いても
抽象的に曖昧な答えしかでない。

打ち合わせの時でも、編集長はいつも
”それじゃない、コレだ”など方向性を出してみる。

俺は一杯アイデアを持っていても
詰めすぎてつまらない、見せ方が違ってイマイチとか

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%BA%E3%83%AB
パズルWIKI


ジグソーパズルような、例えたくさんピースをもっても
組み方が分からないでも絵(イメージ)が出ない。

点つなぎの点が決めても繋ぎを上手く決まらない。
ネーム描く時はこんな事があったら詰める。

今までの経験と累積で積み上げた素材を使う自分。
1から積み上げる、順番にやればやれる事。

でも感覚を活用できるのは、直感タイプでしょう。
これは経験によってレベルアップするものだが
順番決まらなくでも全体像が浮かんでくる。

俺から見れば、直感タイプは何となく

”え?地面の1階からビルを作らないといけない?
それって誰が決まったのか?”

...........こんな風に見える。

こんなの俺でも全く直感がない訳が無いが
持っているモノが多くなると、何となく全てを大切したいから
直感タイプような”思い切り使い捨て”が出来なくなった。

でも、自分なりのバランスが存在しているはず。

しかしね、編集長の存在はいつも思わせた。
担当は本当にキーマンになれる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B4%8E%E5%B0%9A%E5%BF%97
長崎尚志

この方は浦沢直樹の編集。
全てではないが、スポーツモノのHAPPYとYAWARAを除く
大半の作品はこの方に関わっている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E5%B6%8B%E5%92%8C%E5%BD%A6
鳥嶋和彦も色んな作家を見つけましたし。


まあ強大な記憶力など、その文章の意味と違うが


天才タイプは、本当に正しい。必ずジャストミート。
計算タイプはそのジャストミートに、
シングルヒットや犠牲バントで合わせて行く感じ。

しかし言い換われば、作家は自分のモノを作るつもりなら
結局その譲れない”一点”をピンポイント決まらないといけない。
そこが重要なのだ。

それできない人は作画や誰も描けそうなモノしかやれない。
計算なんて、ある意味は
(必要だが)サポート位置の割役なのかもしれない。

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