2011/10/21

恩返しリストしたら大変な事に

知り合いから言われた。

”お前コミックス一冊で100万部を売れた時に
ステーキをおごってくれればいいよ”

軽い気持ちで言ったかもしれないが
結構効いたよ。嬉しいわい。

よく考えれば、とても優しい気持ちで言った言葉なんだ。

一言で”100万冊を売れる作家なって欲しい”と
”恩返しなんてステーキでいいよ”両方の意味を示したから。

あとは、”その時でも、俺の事を思い出してね。”

こんな気持ちを入れ込んで、言い出せた言葉でしょう。


知り合いの中にでも結構若い時に会えた方
最初はただ淡々と付き合って、
時々会って食事、時々一緒に漫画を描くだけ。
その頃に俺はそれが普通なので何も思わなかった。

でも今で考えたら、その後の知り合いは何人も
名声とか利益や喧嘩で分かれ道になってた。
遊び合う事をできなくなって疎遠になった人もあった。

プロの俺と上手く関係を作れれば、連載を取れるかもしれない
という計算でやっている人まで居たからね。

この意味では、彼は凄く良い人と思わせた。
家庭の事情も理解してくれて
俺は困っている時に、何度も助けてくれた。

しかも本気で他の仕事を勤めても、漫画描けなくなっても
機会があれば人のため漫画の環境を考えていた。


今まで俺から何もあげられない。
いつかあの人にちゃんと恩返したい。

まあ、そんなの人は何人もあったよ。
早く与える側の人になりたいよね。その時までしっかり覚えよう。

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