2011/10/18

どうすればいいだろう.....

キングゴルフ増刊送り。

.........ある意味、サンデーはこの時点で終わったと思った。

キングゴルフは、絵が流行るタイプではないが、質はしっかり
キャラは美形じゃないけど、性格はちゃんと立てる。
ジャンルはマイナーけど、内容は面白い。
作者は新人だけど、実力とセンスがあります。

ここまで完璧に
外見の条件は悪いけど中身で勝負する作家は珍しい。

中身は本当に文句なし。....が、どうしても売れなかった。

漫画の理想は、”好み”ではなく”面白さ”で売るの方がベスト。

例えば、俺の場合でケモノ作品でもつまらないなら買えない。
面白いなら、どんなのジャンルでも買う。そんな感じ。


キングゴルフは、絶対面白いけど売れない。
だったら理由は”キャラとかジャンルとか読者に受けない”になる。

逆すれば、読者の好みを狙えば売れる。
絵が流行れば売れる。マイナージャンルは描かせない。
こういう作品はね、多くほど漫画は落ちて行く。

理由は作品の幅は狭くなるから。

日本の漫画はアメコミを上回り最大の理由は”分かりやすい”だ。
分かりやすいから、アニメもフルカラーではなくでも
作者は有名ではないでも、
キャラクター商法に頼らなくでも、過剰の描き込まなくでも
面白ささえあれば作品として成立!

これは日本漫画が今まで無敵の原因だったと思う。

銀の匙も中身がしっかりで売れる作品だった......と思うたら
作者はあの荒川だからこそ売れる、こういう原因もあった。

もしかして無名の新人で描くなら、
おそらくギリギリ打ち切られないで関の山だろう。

つまり、じわじわだけど
サンデーに限らず、どんどん多い漫画は中身で勝負できなくなる。

もちろん、インターネットで市場縮小の今は
成長期の30年前に違う。だから難しいだろう。

台湾ある意味既にさらに悪化、とっくに中身で勝負できなくなった。

でも、そこで諦めたら漫画は早くも遅くも終わるだろう。

武勇伝はこの意味で考えてた。
”今の子供のイメージ”でスタート漫画。

とにかく、この時代でこの時代のイメージで描く
”漫画”を今の子供に伝えよう。
それでも、あんまり上手く行っていないようだ。

ある意味は皮肉だな。
漫画は、戦後の貧乏時代で発展してきた。
今はとても(成長止まったけど)富裕なのに逆に落ちて行く。
実は漫画だけ限らず、ゲームやアニメも同じです。

俺はこれが思考の価値があると思う。
本当に少子化だからかな?
娯楽なんかインターネットに変われば良いなのか?

現実なんて最低限で
みんなはインターネットで引きこもれば良い?

答えは多分、もう出るだろうね。
金とかインターネットとか、あくまでもサポートで良い。

やっぱり、現実は基本ですよ。逃避しても無駄だ。

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