2011/10/28

その場と一気読む

知り合いの連載、最新回を読んだ。

............えーと、まだ書きたい事があるので。

話は感動的、結構良い話し。
あの回自体なら、良い出来です。

が、連載の1回として区別は良すぎて、次回は気になれない。
体裁的にほぼ1回完結の読みきりになった。

これはある話を思い出した。

週刊連載、そして特に少年漫画の序盤は
アンケートを取らないといけないため、毎回面白いで攻める。
とにかく内容が多く、インパクトが大きく、引きが強く
そして展開は出来る速いように描くのは基本の戦略だった。

しかし、ヒットになった以降はコミックス1巻分の基準で作品を作る
だからテンポは下がる、連載1回自体の内容じゃ物足りない。
まとめて丸1巻を読まないとつまらない。

この現象は、青年漫画の週刊連載は特に目立つ。
カイジなんて1巻分を読んでも物語の量が薄く。
4、5巻程度でやっと話がある程度に進むほど酷い。

この点、週刊少年漫画はある程度にバランスを取れている。
既にヒットした、巻単位で構成している作品でも
一応に形としてちゃんとした引きを作る。

1回のメインテーマは存在場合は多い、繋ぎ回はできるだけ少なめ。
ワンピースほどヒット作でも、1回にできるだけ多い内容を詰めている。
雰囲気や見開きで誤魔化す事はない。

ブリーチような内容薄い作品でも連載の1回だけ読むも爽快感がある。
この意味では、少年漫画は上と思う。

だって多いページを使うなら面白いのは当たり前じゃん。
1回の少ページで面白さを見せるこそ、週刊連載の真骨頂と思う。

.......しかし、台湾の作品よく見れば巻単位で考えている人は少ない。
かと言って、連載回単位で引きや伏線と次回の回収まで
考える人も少ない。

5話まで1巻目まで意識できる人は居るけど、
それ以降は殆ど”長篇漫画の一部”として考えているだけ。
巻単位でも回単位でも考えていない。

盤古の序盤はコミック1巻単位で考えて作れていた。
それでアンケートはイマイチので途中から引きを強化。

そして科挙篇以降は細かい計算を諦めて、
とにかく毎回面白いの連載タイプにシフトした。

基本的にバトル回ほどアンケートが良い、こういう事は知っているけど
流石に続く過ぎるとストーリーは単調になる。

でも自分の理想に”内容は充実、話で魅せる”エピソードは
どれも一部の人にしか伝えなさそう。
さらに、ああいうネームはボツが多いし。(汗

まあ、話で魅せる作品でもヒットするならそれでいいが
今の所はとにかく”インパクト最大”を描くの方がベストだろう。

その”最大”はどこまでいける、これもバトル漫画の1つ課題ですし。

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