2011/10/12

趨炎附勢

http://www.niigata-ogawaya.co.jp/rongo3/s0-022.htm

趨炎附勢之禍、甚惨亦甚速。棲恬守逸之味、最淡亦最長。


炎に趨り勢いに附くの禍いは、
はなはだ惨にしてまたはなはだ速やかなり。
恬に棲み逸を守るの味わいは、最も淡にしてまた最も長し。


権力の強い者に従い、
勢力の盛んな者に付くという人生態度のわざわいは、
(権勢の座から失脚したとき、当然であるが)
非常に悲惨なものであり、またその報いも非常に早い。

(これに反し)、心の安らかさを住み家とし、
気楽な生活を守るという人生態度の味わいは、
(一時的な濃厚さはないが)、きわめて淡泊であり、
またその楽しみも最も永続きするものである。


........こんな文章を見つけた。

権力の強い者に付く。
こういう話は漫画界では縁が無い話と思ったが。

でもよく考えれば、あるんだソレ。
しかも割りとコロンと変わる。1年で充分すぎる。

結構深そうテーマ。

仕事なら大きな会社を選ぶスタンス。
漫画の場合は、書き手は”強者に付く”という話はよくある。
大手と知り合いになりたい、甘い汁を吸うの感じ。

感情として当たり前.....と思うが、実際に遭うと酷いと見えるだよ。

多分、露骨に”俺はヒットしたいから大きな出版社に付く!”
言えないのが普通けど、知り合いは何人が
こんな風で行動でその意思を示しました。

もしかして打ち切りなら仕方ないが
連載中の作品そのまま見捨てて別の出版社に乗り変わった
それほど現実な人は2年連続を見えると思えなかった.......

別にそんな事を特に描きたくないが
もしかしていつか似合うシナリオがあれば、これも良いネタと思う。

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